桜の開花も始まりいよいよ春がやってきました。今が旬、春の美味しい食材ですが [炭やき亭 えにし]ではこの時期[隠岐の いわがき]を仕入れています。[いわがき]は 冬場に最盛期を迎える牡蠣とは別種です。島根県の隠岐産で、水深5m前後のキレイな海に住み、三年かけて大事に育てられ300gほどに成長します。
先日、試食させていただきました。大粒で、新鮮で全く臭みがなくて、プリップリの食感で口の中に旨みが広がりなんとも言えない美味しさに感激しました。レモンの絞り汁をかけて、もみじおろしと ポン酢でいただきました。
牡蠣にあたって お腹が痛くなった人 もう食べるの怖いよ〜というあなたへ
牡蠣を食べて、お腹が痛くなってしまったという人がいます。よく聞く話ですね。牡蠣は海中のプランクトンを食べて成長します。そのため、毒性のあるプランクトンが発生したり、海水中に有害な細菌やウィルスが混じると、そのプランクトンを食べた牡蠣を食べてしまうので、身体に毒性を取り込んでしまい、健康被害が起こることがある様です。
えにしが仕入れている 隠岐産の牡蠣は 水質が非常にキレイなところで育っている為、イワガキが原因で健康被害は発生していないということです。生産者は常に衛生管理の徹底を心がけており、定期的な安全検査を行い、紫外線殺菌海水により20時間以上の浄化工程を義務付けているとのことです。
わぁ〜、衛生管理がしっかりされていて、安心して食べることができますね。とても嬉しいです。是非皆様にも召し上がっていただきたいですね。
イワガキには 豊富な栄養がたっぷりで嬉しい!
隠岐のいわがきは、美味しいだけではなく、栄養素も豊富です。いわがきの旨味成分、美味しさの指標となるのがグリコーゲンですが、旬の3〜7月にピークになります。
旨味成分のグリコーゲンとともに、貝類の旨味成分で知られる コハク酸、甘みのある グリシン、3つの成分が合わさって醸し出す深い旨味。多くの栄養ドリンク剤にも含まれるタウリンや近年注目を浴びている亜鉛も含まれています。
亜鉛は成人の体内に約2g存在し、主に皮膚や骨、肝臓、眼球、筋肉などに含まれています。
味覚障害に亜鉛が良い、皮膚や粘膜 爪の状態を良好に保ってくれます。そのほか、脱毛、口内炎、傷の治りが悪い、免疫の低下、貧血が気になったら、亜鉛不足かもしれません。
骨粗鬆症にも亜鉛です。骨を作る栄養素の一つです。それから生殖機能障害、男性では、精子や男性ホルモンのテストステロンの生成に関与しています。不妊男性では亜鉛の不足が見られ精子の運動率と精子数に関わっている、、、、。
おっと、失礼しました。いわがきの話から、亜鉛不足の症状、生殖の話になってしまいました。ここのところクーミンは、未来の日本が心配で 少子化のことを考えていたもので……。話がズレてしまいましたね。元に戻って、隠岐のいわがきですが、大きさ、味とともに。カキの王様として人気の高い食材です。是非、お召し上がりいただきたいです。
では、ここまでお読みいただきありがとうございました。